第四期生(2015年)沼田桃佳

2015年8月31日(月)

第六天[8/31星期一] 

今日は初めてマスキング作業を見ました。塗装しない部分に丸いシールを貼っていきます。シールを貼った部品の中央は円形に空いている形なので、わたしはその部分にカッターの刃先で✕型に穴を空ける工程を手伝いました。そしてそれがある程度溜まったら、後ろに置いた荷台に積み上げてゆきます。部品に脂が付いてしまうため、塗装前の部品を素手で触るのは厳禁ですが、シールを貼る人は作業を行うために仕方なく手袋を外すそうです。わたしは手で触ってはいけないことを知っていたのですが、それを見て勘違いし、途中まで素手で作業を行ってしまいました。もっと考えるべきだったと思いました。 

午後はその作業の続きと梱包でした。今日は梱包する部品が多く、いつもより人がいたように感じました。やはり梱包の仕方は単純なものですが、ひとつひとつの梱包や、それを詰めたダンボールに封をしたり新しいダンボールを用意したりすることを手際よくしなければならなりませんでした。ですが、不慣れなためにあまりスムーズにできなかったように思います。退社の直前にレーンで回ってきた部品は、午前中から午後にかけてわたしがマスキングで関わらせていただいた部品でした。塗装されてみると、マスキングテープの役割が一目でわかります。そのマスキングテープを剥がす作業のときは、とても多くの人が集まって黙々と取り組んでいて、早さも求められているようでした。テープは剥がす途中で破けてしまうことが多く、残りの部分を剥すのに手間取りましたが、塗装前に触れた部品が塗装されて出てくるのを初めて見たことは、とても新鮮でしたし、どこか嬉しくもありました。それらの部品を梱包し終わったところで、今日は退社となりました。

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