第四期生(2015年)沼田桃佳

2015年8月27日(木)

今日の最初の作業は、塗装前の研磨でした。部品に塗膜をより密着させるために、ヤスリで擦って凹凸をつけ、塗膜が接する面積を増やすための工程だそうです。小さく、折れ曲がっている部分がある部品だったので、ヤスリがその形に合わなかったり、ヤスリをかけづらい部分があったりしました。さらに、今まで取り組んできた塗装後の研磨に比べ、これから塗装を行うということで少し違う緊張感があり、また、どの程度まで磨くとよいのかわかりづらい部分がありました。しかし、研磨する前と研磨した後の部品を見比べるとしっかり傷がついていて、変化がよくわかりました。今日もその現場にいた方が話しかけてくださり、中国語で少し会話できたことが嬉しかったです。 

昼食のあとの30分ほどでその作業を終え、梱包作業に移りました。部品によって使用する梱包材の枚数や包み方、一度に包む個数が異なり、ひとつひとつ説明していただかなくてはなりませんでした。今日はあまり話しかけられることはありませんでしたが、わからないことはなんとか質問することができ、答えていただきました。レーンに吊られてくる部品は昨日よりも種類が多く、またその種類はある部品のあと別の部品を挟んでから、また同じ部品が来るということが多かったので、その包み方をひとつひとつ覚えている社員の方はすごいと思いました。「梱包材が手元にあるか」「何個ずつ包むのか」“我们下班。”など簡単なやりとりですが、仕事のことでコミュニケーションが取れるようになってきていることに手応えを感じました。 

夜は薮田社長と駐在員の芳賀さん、社長のご友人、中国語の先生を含む8人で食事に行きました。回転台のついた特徴的な丸テーブルは、知識としては知っていましたが見るのは初めてでした。中国の中でも地域によって訛りがあることも話題になり興味深かったです。さらに、夜の中国語学習で教えていただいたレストランでの注文の仕方も実践することができ、勉強になりました。一日のできごとを中国語で話す練習では、自分に足りない部分が見えてきて、これからの課題がわかりました。

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